秋がそろそろやってきますね。
みなさんは山登りは好きですか?
私は普段から山に登りたいと思うことはほとんどありません。
でも、秋になると山に呼ばれているような気になります。
たぶん、果物が美味しくなり、紅葉が始まってくるからなのでしょう。
小さな山でも頂上に登った時の達成感、爽快感はとても良いですよね。
そんなことを想像していると、山に登ってもいいかな~という気になります。
さて、そんな山ですが、、、、
人は何かの夢や目標を、山とその頂上で例えることがよくあります。
頂上というゴールに向かう山登りですね。
①.あなたの山はどんな高さですか?
②.それをどのくらいの時間で登りたいのですか?
③.あなたはその山にどのようにして登りますか?
1つだけわかっていることもあれば、3つともわからないこともあります。
自ら進んで登りたい山もあれば、どうしても登らなくてはならない山の場合もあります。
いずれにしても、登ることが決まっている中で、どんな段取りをしますか?
人生をかけて登る山・・・となるとちょっと果てしなく高い気がしますが、
30代で登る山2015年で登る山今月登る山今週登る山今日登る山
といった形で考えてみましょう。
1つ1つが山になっている場合は、
近くの山が低く、遠くの山が高い
ということですね。
山が連なっている場合は、峰などで山が徐々に高くなっていく感じでしょうか。
また、1つの山を登る場合には、1合目2合目といったように徐々に登っていくこともあります。
いずれにしても、
1つ1つの区切りをもって私たちは最終的に高い山へと登っていく
のです。
登れる山から徐々に難易度の高い山へと登っていく
これはとても大切なイメージです。
高い山にすぐに登りたいと思う気持ちはあれど、やはり段階を踏んでいくということは大切です。
このつ1つの山の区切りが、段取りの段になります。
何を区切りとするのかは人それぞれですが、次の段階に進むための区切りになります。
人は登り続けることができないので、どこかで必ず区切りが必要です。
どこまで気持ちや体力を使えばいいのかがわかれば頑張れます。
区切りで休憩することで、気力や体力が回復するのです。
そして、振り返って登ってきた高さを実感することで、新しく次の段へと進むことができるのです。
山登りには、①高さと②時間は密接に関わります。
低い山は時間が短く、高い山は時間がかかわっているということです。
時間をかけて低い山を登ることはできますが、短い時間で高い山を登ることはできません。
もし、どうしても短い時間で高い山を登りたいのであれば、③どのようにして登るかということを考えなければなりません。
あなたなら、どう登りますか?どう段取りしますか?
これを考えるのが、自分らしさです。
もし、頂上に行くだけなら、
車でもいいでしょうし、ヘリコプターで降ろしてもらってもいいでしょう。
あなたがそれを望んでいるなら、それでも良いかもしれません。
でも、あなたならどのようにして登りますか?
山を登った経験が、次の山を登る時に活きる経験になるでしょう。
山を登った経験が、より高い山(ステキな山)を登りたいという欲求に変わるでしょう。
山を登る楽しみが、次の山を登る仲間を作るでしょう。
1つの山を登ったからこそ、次の山が見えてくるのだと思います。
1つの段取り経験が、次の山登りをする段取りの幅を広げるでしょう。
いろいろな苦悩や喜びがあったからこそ、あなた自身の行動や特徴がわかります。
そういう経験が、自分らしさを再発見してくれます。
期待以上の期待が、自分らしさと紐付くのです。
でも、段取りをせずに山登りをしたら、きっと、自分なりの段取りの基準が作れないままで終わります。
単に、楽しかった~!で終わるのです。
段取りをするから、想像と現実に違いが見えるのです。
でも、段取りって誰が作っても一緒じゃないの?
そう思う人も多いかもしれません。
自分が考えることは、誰もが考えることだ、と。
でも、段取りは全員が共通ではありません。
つまり、
自分の段取りは、あなただけの段取り
なのです。
つまりそれは、
自分らしさ
なのです。
その自分らしさを発揮するにはどうしたらいいでしょう?
いきあたりばったりで、自分が知らない自分らしさを発揮しても、
発揮した・・・とは、自分が思えませんよね。
自分自身の段取りとは、
自分の特徴をどのように発揮すれば、
良い結果を生み出せるのか
を考えることです。
ですから、
自分自身を段取りをすることで1つの発揮事例を作り、
それを基準にして次の発揮事例を作り、経験を積み重ねていくこと
です。
自分の段取りが、自分らしさ
です。
つまり、自分らしさを発揮したい、のであればば
自分らしさの段取り
ができるようになれば良いのです。
そのためにも、自分を普段からプロデュースするように、自分を段取りしていくことが必要です。
自分にどんな山を登らせるのか、どんな高さでどんな距離を、どんな方法で登らせるのか。
自分の思考や行動を意識し観察するすることはら始めましょう。
そうすれば、自分らしさを見つけ発揮できるようになるはずです。