サスティナブル(持続可能)ということを理解するのは、本当に難しい。
なぜ難しいのでしょう。
それは、
持続すること、それを可能にすること
ということには、とても多くのことが関わっているからかもしれません。
そして、様々なテーマのサスティナブルには、持続というのがどういう状態なのか、それを阻害する課題と解決するための方法(可能性)はどうあるのかを考えると、専門性も必要になってきます。
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サスティナブルな地球環境・・・
サスティナブルというものを理解するためには、ある一つのテーマを考えているだけでも、その全容や本質を理解することはできません。
なぜなら、ミクロからマクロまで、様々なモノやコトが影響しあい、そして循環することによって、保たれているから。そう、我々の想像を超えた世界でバランスが保たれていたわけです。
そしていま、サスティナブルが必要だ、SDGsをやらねばならないということが、いまさかんに言われています。
これはつまり、持続が可能でないという現実に気づいてしまったから。
持続が可能でなくなった/もうできないだろうという直面まできたからこそ、持続するということについて意識が向いてきたということなのでしょう。
人体や生命に影響を及ぼしそうな危険や害が実際に目の前にきて、はじめて人はそれに気づくのかもしれません。
そしてその現象は、よくみればある一部の現象で、他に持続が可能になっていないものがたくさん存在していることに気づきます。
私が社会課題解決のビジネスに関わってから思うのは、知らなかった世界がとても多かったこと。本当にビックリするほど、社会課題だらけです。
すべてを理解するというのは不可能かもしれないけれども、多くの人がサスティナブルという当たり前のような状態について気づき、現状に違和感を持ち、少しでも解決していくことができたなら、希望が持てるんじゃないかと思います。
みんなでサスティナブルを考えたい。
まずは知ること、そして感じて、考えましょう。そして、みんなで一緒にサスティナブルなストーリーを描いていきたい。
いま、そんな思いでいっぱいです。
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