ビジネスの話をしていると、よくこんな表現に出会う。
売り込む
ターゲット顧客
電話/メール攻撃
仕事を投げる
実は、僕も使っていた。
若い頃に「仕事を振る」という表現をしていたのを、注意されたことがある。
それ以来、言葉が気になるようになった。
僕も使わないとはいい切れないけれど、聞こえてくる言葉に、どこかヒヤヒヤする。
商品は、買ってもらうものだし
お客さんは、的ではないし
お客さんは、敵ではないし
仕事はお願いするもの
たぶんみんな無意識。
僕も、無意識だった。
お客さんを、敵だなんて思ってないはず。
経営用語では、ターゲティングとも言ったりするので、的のように感じることもある。
ちょっと共感やリスペクトが足りない、そんな気がしてならない。
言葉が、明らかに乱暴だから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサの言葉
言葉は口にすると、自分の耳で聞いている。
だから自分が一番よく聞くものだから、どんどん自分がその言葉で乱暴になっていき、いつかそれがどこかで出てしまう。
小さなことから、ちゃんと、していきたいね。