感性を活かす経営 〜感性が一線にブレーキをかける、感性のコンプライアンス経営

経営に感性は活かされているでしょうか。

むしろ、感性を使わないようにしているのかもしれませんね。

感性を使うことは、感覚的なイメージと捉えかねないので、使うことを躊躇している人も多いようです。

どうしても、知や理が強い仕事の現場では、感や情といった部分は御法度のような雰囲気がありますからね。

だから、現場では暴走も起こり、感覚的におかしいと思っても、誰も止められないのです。

企業が引き起こす社会問題が絶えません。

大企業も後が絶えない、不正会計
ブラック企業による、自殺や鬱問題
子どもを搾取する、コンプガチャ問題
事業拡大と利益の追求だけを求めた、WELQ事件

すべて、人が関与しているので、どこかに一線があって、それを越えるかどうかに迷うわけです。

 しかし、そこで感性が働かないと、ブレーキがかからなくなるのです。

赤信号も全員で渡れば怖くなくなってしまい、しまいに、歩行者優先などと言い出すのです。

しかしそこを止める保身的な組織人は、意志を働かせることも躊躇し、見て見ぬフリをするか隠匿が始まるわけです。

そして、感性が全く機能しない、コンプライアンスが崩壊した組織・経営に陥っていくのです。

人は環境の生き物なので、疑問に思ったとしても、そのうち慣れます。

不思議とは思わなくなり、環境適応していくのです。

それでも違和感を持ち続けられる人は、感性がしっかり育った人です。

社会基準と照らし合わせながら、自己基準を問いながら、感性によって意志が支えられます。

そして、何かしらの行動を伺いながら行動を起こすわけですが、組織内で意志を貫くことができなければ、組織と関わることを諦めるのです。

感性は自分軸ですから、生き方そのものです。

意志に沿わなければ、関わり続けることはできません。

私がひょんなことから関わった企業でも、経営者の人材への考え方への違和感から、意志ある人はどんどん辞めていきました。

感情や感性は不要と宣言をしてしまう、元外資コンサルの経営者。

もちろん、社員の前ではいい顔をし、社是や行動指針ではいいことが書いてありますが、都合の良い解釈で管理職を吊し上げていました。

兵隊のような統制の取れた企業ですが、笑顔のない会社です。

見た目には全くそれを感じさせないので、新入社員がどんどん入ってきます。

また、支援の依頼を受けたある携帯ゲームの会社は、当たったゲームがキッカケで会社が一変しました。

いかに多く子どもから課金させるかを論じ、1つの成功体験にのめり込み・・・私が感じる一線を越えていました。

少し違和感の感じていた優秀な社員も、どんどんその作業にのめり込み、最後はリーダーに立っていました。

まるで、いつかテレビ見た、カルト宗教団体の様子になってきた感じを受けたので、それなりに経営者に助言をしました。

が、

株主や経営のことを考えるとそれを止めることはできない

という返答だったので、私はお仕事を引かせていただきました。

いずれも、どこかでブレーキがかからなくなったのでしょう。。。

わが子には絶対に入れさせたくないですが・・・

企業も、もっと感性を高めていく経営に取り組むことが必要です。

それは、企業の多様性を高め、時代の変化に対応できる組織をつくることを意味します。

時代の感性を取り入れ、不変の社会感性、そして個人の感性を大切に育てる、

感性を活かす経営です。

そんな感性を活かす経営が、

働き方が改革できる
良い人材が集まる
社会にとって必要な企業となる

これからの経営スタイルとなるはずです。

そんな感性を大切にする企業が増えて欲しい、

子どもが将来、仕事をする社会と企業が、

豊かであって欲しいと願います。

 

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