息子を連れて、警察署に行きました。
ついに、、、、!
ではありません。笑
じゃあ、僕が?
そうでもありません。
運転免許証の更新です。
子どもを運転免許証の更新のための講習に連れて行けるのでしょうか?
前回の更新が5年前の神奈川だったので、子どもはまだ1歳。
ですから、そんなことを考えたことはなかったのですが、もう6歳なので、連れていこうと考えました。
連れて行かざるをえない人もいるはずだから、大丈夫なはず・・・とは思いつつも、一応警察署に連絡をしました。ゴールドなので30分くらいですから、静かにできるなら大丈夫ですよとのことでした。違反者は2時間の講習なので、さすがにその時間は耐えられないかもしれませんね。子どもには、警察署に入れるよ!制服を着た警察官がいっぱいいるよ!パトカーがいっぱいいるよ!車のテレビが見れるかもよ!と、誘いました。警察官はちょっと怖そうですよね。でも、相談できる相手だということで、普通の人だという感じを受けて慣れ親しんでもらうことも目的です。とりあえず警察署につき、中に入り手続き。視力検査、写真を撮られている姿を見て、不思議そうでした。wその後、講習に入ります。最近の交通ルールの変更説明はちょっとつまんなそうでしたが、映像に入ると食い入るように見ていました。交通事故の映像衝突実験映像遺族の方のお話シートベルトの必要性高速道路の視界の悪さハイビームの必要性運転者が見ればわかることも、さすがに6歳では運転者の気分ではなく、助手席から見た感覚で見ていたのだと思います。シーンとした受講生の中、おーーーっ!あーーーっ!と、反応してました。笑衝突実験で、後部座席のチャイルドシートから、シートベルトをしていない赤ちゃん(人形)がフロントガラスを突っ切って飛んでいく姿これはさすがに、ビックリでしょうね。スピードの違いで衝突の違いがわかったり、ライトで見える範囲が変わったり・・・子どもに、何がわかったか?それはわかりません。でも、きっと、多くのことに気づいた
いつか、どこかでこの体験が繋がると思います。子どもに、簡単な答えや正解を問いただしてはいけないと思います。感覚的に、感性が反応するような体験を通じて、いつかそれが発揮される時が来るはずです。もしかしたらそれは、車ではなく自転車に乗っているときかもしれないし、体育の授業で役立つかもしれません。感性が響いたことは、1:1で発揮されることでもありません。そして、大人もこうやって講習を受けたり、写真撮られたりしているんだよ。そんな姿で、子どもだけ学校に行って勉強しているわけじゃないし、大人もルールを守って生きているんだよということを、なんとなく理解してもらうことでもあると思うのです。帰りには、面白かったと言ってくれました。そして、席に座るなりシートベルトしなきゃねと。素直で、カワイイですよね。感性は、いつでも育ちます。特別な体験も必要なく、知育玩具や音楽・美術じゃなくても良いのです。そしてその答えを求めず、いつかその感性が発揮されることを願って、大人は常に心が響く体験や環境を与え続けることが大切なのだと思います。