満員電車に揺られ続けると、感性が鈍る ~狭い視界、息を潜め、知らない人と触れるのは・・・限界

入りきれないほどのホーム満員の通勤電車 アントレプレナーシップ

私が18歳で就職せずに起業した理由、それは、

満員電車通勤が嫌だ

これが一番大きかったです。

そして東京での仕事や生活をやめた理由も、同じです。

もちろん25年の間、満員電車に乗ることも何度もありました。

でもそのたびに、

頭がおかしくなりそう、嫌だ・・・

と、思います。。。
入りきれないほどのホーム満員の通勤電車

たぶん、感性が拒否しているのだと思います。

満員電車に乗っている時の状況は、

知らない人と、触れなければならない

ということです。

しかも、何人もの人に、、です。

ぎゅうぎゅう詰めの満員電車は、世界を見ても類を見ないほど異常な光景です。

知らない何人もの人と長時間、密接しているというのは、本来ありえない状態です。

息も詰まります。

足も踏まれます。

全員で倒れそうになります。

逆に、

すべての感性を殺さなければ、耐えられない空間

です。

知らない人と触れる感覚
狭い空間に押し込められた光景
電車の音と人の息の音

 

息を潜め、すべての感覚を使わず反応しないようロボットのようになりきる・・・
これが毎日繰り返されたら、やっぱり感性を使わないクセがついてきます。

しかも一番頭が冴えて気持ちの良い朝から・・・

電車に乗るのも、電車を降りてあるくの、激流のような人の流れの中で、流れに従わなければなりません。

感性を殺さないと、存在できない気持ちになります。

 

東京都内で日中に働く人の数は、817万人。

毎日、東京都内へ移動する人の人数は、289万人。

電車の混雑率について国土交通省がレポートを出しています。

http://www.mlit.go.jp/common/001099727.pdf

ぎゅうぎゅう詰めの満員電車は、確実に感性を鈍らせます。

時差出勤でも、在宅勤務でも、少しは緩和されると思います。

起業したりフリーランスになれば、通勤も必要なくなるかもしれません。

働き方改革という号令のもと、この満員電車から開放されて、感性を取り戻せる人が1人でも増えるよう願っています。

今日は、土曜日

満員電車で通勤しなくても良いと思うだけで、気持ちが楽になる人も多いのではないでしょうか。

 

きっと感性も、喜んでいるはずです。