演出が雰囲気をつくり、文化を作る ~毎年1000人のボランティアが全国を行き交う仕組みづくり

人が集まり活気ある場所づくりに、演出は欠かせません。

 

それは、家庭でも、会社でも、サークルでも、地域活性でも、すべて同じです。

 

怖い顔をして「いらっしゃい」と言われても、近寄ることができません。

 

近づきたい雰囲気、話しかけたい雰囲気・・・

 

雰囲気を生むための演出が、会話などのコミュニケーションを生み、活気が出てくるのです。

 

この活気が一時的なものではなく、日常的に行われると、それが文化に変わります。

 

文化というのは型です。

 

雰囲気に合った一定の型が生まれるということです。

 

たとえば私がファウンダーで理事を務めるコモンビートは活動が15年近くになりますが、一定の雰囲気を持ちそこに文化が生まれています。

 

 

全国の地域で活動をしていますが、それぞれの地域のキャストがそれぞれの地域のサポートをする文化があります。

 

演出が雰囲気をつくり、文化を作る

 

公演当日の会場に全国から200人近いボランティアスタッフが集まります。

 

私たちはこのボランティアを、ウエルカムキャストと呼んでいます。

 

舞台の100人のキャスト(演者)と共に、観劇する人を迎え入れるキャスト(ウエルカムキャスト)であるという定義(演出)をし、来場する4000人ほどのお客さんに私たちが伝えたいことを届けます。

 

ボランティアで集まる200人は、舞台でのキャスト経験者しかエントリーができないという条件があります。

 

過去にキャストで参加した人達も、自分の公演ではこうしたウエルカムキャストによって会場を運営して支えてもらっているので、自分たちも支えて返すという文化ができています。

 

この支えて返すことで集まったボランティア同士でも交流が生まれます。

 

これまで40期4000人ほどのキャストが、それぞれの地域で出演しているので、交流をすると話題に尽きません。

 

この交流が楽しみで、全国から手弁当でボランティアが集まります。

 

いくら会場と遠い地域であっても、観光も兼ねて行くと機会として捉え、その地域のキャストと繋がることで地域毎に友達ができます。

 

そうやって全国から集まった人がそれぞれに繋がることで、全国に知り合いができ地域交流が生まれる土壌(文化)ができています。

おおよそ1年で5地域を行うので、毎年1000人のボランティアが地域を越えて交流をすることになります。

 

 

このウエルカムキャストという仕組み演出(ネーミングや交流機会の創出、キャストとの対面式など)によって、文化が出来上がります。

 

文化は自然と出来上がるものではありますが、演出の方法によってその方向性が変わります。

 

文化をつくる段取り、その仕組みは、演出

 

なのです。

 

人が集まるから雰囲気が出るのではなく、雰囲気が人を集める ~誰もが雰囲気や演出を求めているというエントリーでも書きましたが、どういう文化を作りたいかによって、演出を考えていくのです。

 

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