家族ができて子育てが始まると、食育に関心を持つ人が多いですよね。
一時期、●育ブームがありましたが、その火付け役はもちろん食育です。
食育とは、
食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資する
ことを目的とするそうです。
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること
とてもすばらしい定義ですね。
健康や栄養はもちろん、
地産地消
メタボ対策
なども食育の一部だとか。
食育関連の資格もいっぱいありますね。
・・・でも、何だか肝心な事が抜けているきがします。
テレビを消す事です。
もちろん、新聞を読むながら、スマホを見ながらも同じです。
〜ながらの食事は、食育以前の問題です。
どんなに美味しく栄養があっても、〜ながら食事は消化不良になりますし、味わいもありません。
味覚という感覚に意識を向けることもありません。
食事の彩りもきっと関係なくなります。
いくら学んでも、知識だけでは残念です。
定義などでで書かれている字面だけでなく、そこから読み取れる事をもっと理解する事が大切です。
私は食育の理念は大賛成です。
都心の一見便利な生活を捨て、畑と家ごはんのある生活を選びました。
子どもも野菜の種から収穫までを見届けて、口に入ります。
当たり前のことが、当たり前でなくなっている時代です。
だから、●育が必要になり、資格ビジネスで成り立つのだとは思いますが、そもそもの人間の生活の営みです。
何かを始める時、字面だけではない本質に触れてから始めると、得られるものも大きいと思います。
私は全ての言葉を辞書で調べ、言葉の定義や使われ方を調べることが多いです。
本質は何か?
そこに意識が向けられるのは、感性です。
ぜひ皆さんも、本質に意識が向くよう、感性を高めましょう。