自分探しは、相性探し ~ギャップが私に知らせてくれる

ライフスキル

自分らしさが、わからない

自分らしい、ということはどういうことでしょうか? 

 

考えれば考えるほど、よくわからなくなってくることがあります。 

 

そして無限ループ/無限スパイラルに入ってしまい、自信をなくしてしまうことがあります。

 

私だからできることって何?
誰かやっていることと、何も変わらないのでは?
今さらやっても、真似ごとになっちゃいそう・・・
それって私じゃなくても、いいことだし。
自分がわざわざそれをしなくても誰かがやっているし・・・

 

実は私もこの無限ループ/無限スパイラルに入ってしまうことがありました。 

 

今でも時々そうした無限ループ/無限スパイラルで、時間や機会を有効に使えないこともあります。 

 

でもすぐに、その無限ループ/無限スパイラルから抜けられるようになりました。  

 

自分らしいが、わからなくなったとき 自分らしさに、自信がなくなったとき

 

そんな時に自分らしさを見つけると良い方法の1つに、ギャップを使って自分を知る方法があります。

 

たとえば、

 

人の帽子を被って、鏡の前に立ってみる

 

というように、違和感=ギャップから自分らしさを見つけるという方法です。

 

 

人の帽子を被って、鏡の前に立ってみる

 

鏡の前に立てば、誰もがいつもの自分を見ることができます。 

 

 

でもただ鏡の前に立っただけでは、もちろん普段の自分しか映りません。

 

では、何か帽子を被って、立ってみましょう。 

 

いつもの帽子なら、いつもの自分ですよね。

 

 

 では、

 

他人の帽子を被って鏡の前に立ってみましょう。

 

 

何か・・・・いつもと違いますよね。

 

違和感を感じますか? とっても似合ってますか?

 

いずれにしても、何か感じることがあるはずです。

ここでいう帽子とは、他人のやり方や他人の価値観のことです。

世の中には方法が無限にあります。

でも自分がもしその方法をやってみたら?ということが、他人の帽子をかぶってみるという意味です。

 

自分の帽子なら感じないことが、 他人の帽子を被ったら感じること。

 

帽子をかぶっているイメージではありまあえん。

ちゃんと実際にかぶらないとわかりません。

 

そこで感じること、それh一体何でしょうか? 

 

 

それはギャップです。 

 

何か、いつもの自分と違う、ギャップ(差)です。

 

このギャップ(差)が、

 

肯定的に映れば似合っていると感じ

否定的に映れば似合っていないと感じる

 

ということです。 

 

ここであなたは、どう思うでしょうか。

 

こんな帽子が欲しい
こんな帽子ならいらない
違う帽子が欲しい
この帽子はあの人なら似合うかもしれない

 

そんなことを考えます。 

 

そうして、次の行動に移す動機が生まれるのです。

 

行動がギャップを生み、ギャップが行動を生む

 

他人の帽子を被って鏡の前に立ってみる

 

この最初の行動があったからこそ、

 

あなたはギャップを感じたわけです。 

 

そのギャップが次の行動を促したのです。

 

 

ここで大切なことは、

 

最初に行動を起こさないと、ギャップさえ生み出さない

 

ということです。 

 

ギャップを生み出すことを待っていても、誰もあなたに他人の帽子を被せる人はいないのです。 

 

座っているあなたに、突然、おかしな帽子を被せたら、あなたはきっと不愉快になるでしょう。 

 

あなたも他人の頭に勝手に帽子を被せたりはしません。 

 

 

でも、

 

自分で行動を起こすことで、
自分の中に自分でギャップが生み出すことができた

 

ということです。

 

そして、ギャップが生まれたことによって、次の動機が生まれたのです。

 

ギャップを生み出さないと、次の行動は生まれない

 

ということです。 

 

そのギャップが大きいほど、次の行動を生み出す力が大きくなります。 

 

この他人の帽子の場合、2つの大きなギャップがあります。

 

(好意的に似合っていると受け止めた人の場合)

あまり期待していなかった(あるいは否定的だった)にも関わらず、とっても似合ってしまった。

(否定的に似合わないと受け止めた人の場合)

絶対に似合うと思っていたにも関わらず、とても似合わず、むしろ可笑しかった。

 

いずれにしても、ギャップが大きいので、その後の行動は生み出されやすくなります。

 

小さいギャップではなく、大きなギャップを

 

帽子ではあまりギャップが感じられなかったら、服装を変えてみましょう。

 

サングラスはどうでしょうか?
服でダメなら髪型とか。 

いきなり髪を切っては冒険なので、カツラ(ウィッグ)をつけてみるとか。

化粧をしてみてはどうでしょうか?

 

こうしたことでギャップを感じられないようであれば、他人に考えてもらいましょう。 

 

自分で考えると想定内ですから。

 

そうやってできるだけ大きなギャップと出会いましょう。

 

話をしたことがない人と話をする
読んだことがない本を読んでみる
映画やテレビを見てみる・・・

 

なんでも良いでしょう。

 

 

私も本屋に行くと、必ず自分の目的や興味とは関係のない本を手にとってみるようにしています。

 

これは好き
これは嫌い

 

思い込みは、可能性を失います。

 

最初から決めず、新しい発見と出会いましょう。

 

そしてなりきってみて、どんな違和感が出るのか自分にテストしてみるのです。

 

あなたらしさを見つけるために、ギャップと出会い続ける

そのギャップが新しい世界への第一歩を踏み出させてくれるに違いありません。 

 

違和感は、大切なあなたのアイデンティティです。 

 

自分が自分であるということ(自己同一性)に対してのギャップが、受け入れられるのかどうか、常に試し続ける必要があります。 

 

自分に対してテストや実験をして、どのような結果になるのか試していきましょう。 

 

いきなりメインディッシュで食べるのではなく、つまみ食いをして試してみましょう。 

 

自分の味覚と合うのかどうか、少しだけ食べ続ければ良いのです。 

 

アレルギー反応があるかもしれませんし、二口目では美味しいと思えないかもしれません。 

 

でも、ちょっとでも食べなければ、それもわからないのです。 

 

自分探しは、相性探し

 

 

ギャップを感じることが、自分の基準を見つけてくれる、自分らしさを発見/追求できる段取りなのです。

 

ぜひ、他人の帽子をかぶってみましょう。

 

 

【今日の段取リズム】

 

ギャップを楽しもう!

 

普段の自分と違うことをするだけです。

 

いつも通っている道を変えてみる
いつも着る服をやめてみる
いつもの話し方をやめてみる
いつもの仕事の方法を変えてみる
いつもの生活を変えてみる

 

そして、何か別の人になりきったり、気になる本の通りに実践してみるのです。

 

そうすると、「自分に合っているか」もわかりますし、「自分ならこうする」という欲も出てきます。

 

自分のこだわりが出てきたら、それがあなたらしさ。

 

ギャップが、アナタらしさを引き出してくれるのです!