自分の空腹を満たすにも、家族の要望に応えるためにも、料理ができる環境はいつでも準備万端でありたいものです。
いつでも対応できるような段取りをしておく
というのは、仕事でも生活でも同じです。
ピンチやチャンスは突然やってきます。
ですから、
フルパワーの力が出せる環境
を用意しておくことが望ましいです。
これを料理で考えてみましょう。
何か料理を作ろうと思った時、料理を作る環境が整っていなかったらどうなるでしょうか。作る料理が限定されたり、料理がうまく進まないということが起きそうですね。
前回のエントリーのように、片付けができていなかったという、
使おうと思っていた食器や調理道具が洗っていなかった、使われていた
という状況では、すぐに料理に取りかかることはできませんよね。
さあ、はじめよう!
という気分が乗ってワクワクしているのに、ちょっと気分を下げ、片付けなどの後始末をしてから進むというのでは、気持ちが萎えてしまいます。
ですから、
いつでもすぐに一歩踏み出せるような環境の段取り
をしておくことが必要です。
私がいつも料理の段取りでやっておきたいなと思っていること。それは、
包丁研ぎ
です。
やはり料理は楽しいものにしたいです。
ですから、切るところからストレスがかかっては残念です。
ですから、
包丁がスパン!と切れる状態にしておく
のは必須だと思います。
切れない包丁ほどストレスのかかるものはありません。
ストレスだけでなく、やはり切り口など見た目にも影響をすることがあります。
急いでいる時、油断している時などに限って、指を切ってしまうこともあります。
道具はいつでも万全な状態にしておく
というのは、とてもは大切なことです。
万全な状態にしておくというのは道具だけではありません。
調味料などもその1つです。
塩がない!
醤油がない!
油がない!
こんなことがあっては、料理が中断してしまいます。
天ぷらを作ろうと思ったら油が足りなかった
サンドイッチを作ろうと思ったら、ハムが足りなかった
サラダを作ろうと思ったら、マヨネーズが途中でなくなった
やっぱりこんなことがあっては、とても悔しいかぎりです・・・
調味料も料理には欠かせません。
包丁や調味料のような存在は、生活や仕事でも同様にあります。
たとえば仕事であればパソコンの調子は作業効率にとても左右されます。
立ち仕事の人であれば、靴が重要かもしれません。
話をすることがメインの人は、喉の調子が最も大切かもしれません。
「仕事道具」と呼べるものが誰にでもあることでしょう。
その仕事道具を普段から万全にしておく環境の段取りしておくことは、とても大切なことです。
チャンスはピンチの顔をしてやってきます。
チャンスがピンチにしかみえない人は、きっと環境の段取り不足、つまり何か準備不足なのでしょう。
全ての出来事はただ起きている事実なので良いも悪いもありません。
しかし、【自分の状態】がモノの見方を変えて、
都合が悪いとピンチ都合が良いとチャンス
と受け止め方を180度変えているのです。
この【自分の状態】は、その出来事を受け止められるような準備ができているかどうかの違いです。
準備さえできていれば、いつでもチャンスにすることができますよね。
ですから、準備はチャンスに変える段取りといえるかもしれませんね。
自分のチカラをいつでも発揮できるような状態にしておくことは、機会を前向きに捉え結果を良いものに活かしていくことができるでしょう。
普段から、どんな状況にも臨機応変に対応できる環境、そして心づもりという点も含め段取りをしておくことがとても大切です。