共感起業大全 誕生ストーリー①はじまりの日

アントレプレナーシップ

10月30日、共感起業大全がいよいよ発売。
それに先立つ8月30日、予約が開始となった。

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企画書を出してからおよそ8ヶ月目での、予約開始。

どうしてこの本が誕生したのか、そんなことを少し記録として残しておきたいと思う。

*

50歳になって、やり残したことを整理する中で、
絶対に未来に先送りしたくなかったこと。
それが、「自分の想いを込めた本を出版すること」だった。

これまでにもいろいろな可能性を探る機会があったけれど、
どうしても良い出会いがなく、
今回も、なかなかきっかけが見つからない。
やっぱりダメなのか・・・

でも、今回は少し違った。

*

11月のある日、1年前から決まっていた大学の起業講座の講演資料をつくっていた。

「大学生にどうやって起業のきっかとなることを伝えようか」

そんなことを考える中、自分の大切にしてきたことが、うまくまとまりはじめていた。

300人くらいの講堂で話をして、終わってから何人かの学生が集まる。
それぞれの想いや迷いを、いろいろと聞かせてくれた。

「今日の話をもとに、もう一度出版企画書を書いてみよう。」

以前と違うことのひとつは、人に頼ったこと。
もの書きで仕事をしている古くからの友人(@tomomitakada)を頼り、壁打ち相手になってもらうことにした。
自分のことは、1番自分がわからない。だから、引き出してもらうことにした。

僕はこの2022年、50歳から1年間のリセットすると決めていたこともあり、自分自身が整理するモードに入っていた。
自分が生まれてきてからのこと、やり残したこと、たくさん起業や経営をしてきた年や時代背景、事実関係を整理する…そんな中で、自分がどんな価値観で何かを判断してきたこと、大切にしてきたことについてまとめていた。
わかっているようでわかっていない、自分のことを整理してきた。
後々、この時間がとても大きな財産になっていくことは、まだ自分で知る由もないのだが。

12月。
2人の知人が僕にチャンスをくれた。
ひとりは、TOKYO創業ステーションでの講演のオファーをくれた。
それまで出版企画書でまとめていたことを講演内容にふんだんにいれながら、そこで話をしていたことを企画書にも反映をすることがはじまる。
そしてもうひとり。
昔仕事を一緒にさせていただいていた知人が出版社の方との縁を繋いでくれたクリスマスイブ前夜。
僕はすぐに、共感と起業をテーマにした出版企画書を送った。

7月に心を決めて半年。
ソワソワしながらの年越し。

*

年が明けて一月。
出版社の方から連絡がくる。
出版企画書についてとても前向きに受け取ってもらい、そして、思ってもみなかったようなオファーをもらう。

世の中に共感の本がたくさんあって、わりと気軽に扱われていると思います。1000円台の価格で薄めの手軽な本を出すと、そうしたものと比較されていまい、ちょっともったいない。
中島さんがされてきたことは、それとは次元の違う共感だし、起業はブームではあるけれど連続起業家という人はあまりたくさん居るわけではありません。
ぜひ、これまでに大切にしてきたことを全部入れてもらって、しっかりした起業本であれば、ぜひ社内で企画を通したいのですが、こういう本は書けそうですか?

これはもう、願ったり叶ったりのオファーだった。

「やばい、出版が現実になりそうだ。」

20年前にも、10年前にも、書きたいと思ったことはあった。
それは何度も…

でも、今だから書けること、自分じゃないと書けないこと。
考えれば考えるほど、今のタイミングなのかもしれない。
自分の想いを全力で書けるなんて…

2023年の年初。
これが、はじまりの日。

私は本を書くことに全力を投じようと決めて、とりかかった。

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