日本は少子化に向かっているということで、外国人の労働力をアテにしています。
移民受け入れを国策にして、いますが、その外国人労働。
コンビニや建設現場など、作業をする人達だけだと思っていませんか?
人ごとだと思っている企業の人がとても多いようです。
今のところ、職場にどんどん外国人が入ってきているのは、一部の企業にすぎません。
でも、その流れは、やがて大きくなってきます。
外国人が日本企業で活躍しにくい理由の一つは、日本企業が日本語しか使わないからです。
日本語が達者かそうでないかだけで、外国人の人が能力を発揮できないだけです。
いくつかの企業が会社に英語を取り入れて話題になり、最初は懐疑的な目で見られていましたが、いまとなってはかなり大きな違いがでています。
優秀な人材が、中途でも新卒でも、世界じゅうから採用ができるため、日本人という限定をする必要がなくなったということが大きいのです。
海外の会社が日本で事業所を営んでも、社内は外国語です。
グローバル企業はそうやって国内で事業ができるのですから、日本のグローバルを狙う企業が国内で同じ状態を作っっても普通です。
これまでの日本語縛りという社内ルールに守られているだけで、それがなくなったらすぐにポジションは奪われる可能性があるわけです。
また、日本語が達者な外国人が増えれば、同様のことも起こります。
少子化が進み、しかも海外から優秀な人材がどんどん入ってくる世界で、私たちの子どもは就職活動をするという時代になります。
だからと言って、英語ができれば安泰ということではありません。ただ話せるだけなので。。
また、優秀な人材が担うポジションを取られる上、作業を行う業務はAI(人工知能)に仕事を奪われます。
英語さえ、人口チノ時で自動翻訳も可能になるでしょう。
つまり、
日本の学校で日本の教育を信じ、有名な大学に入ったところで、外国人やAIと並んだ時に何の優位性も発揮できません。
私たちでさえ、65歳まではあと20年超え、しかも人生100年時代に80歳くらいまで働くとなると、あと40年近くは働くことになります。
その40年で子どもたちと同じ環境の社会を共有することになるのです。
私たちが仕事をできなくなる40年後は、まだ劇的な変化をしていても、多少ポジションは残っているかもしれません。
しかし、子どもたちの時代は60年くらい働くことになりますから、激変が起こりその真っ最中にも働き続けなければなりません。
いま人手不足ですが、、、、確実に、失業率は上昇するでしょう。
もう私たちが描いている成功法則も、全く通用しなくなる時代が来るのです。
退職や老後もなければ、退職金もありません。
アテにしたところで、M&Aやリストラなどで、手切れ金を受け取って終わることも多いのが現状です。
企業に時間を捧げ、40年ガマンしても、更に20年働くのですから、休むこともできません。
ガマンしたから休める、のではないのです。
働くためには、健康も大切になります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
60年間を、働くと休むに分けるのではなく、働くと休むを交互にとれるような人生設計が必要です。
健康も大切ですし、働くガマンもほどほどにしなければなりません。
健康の大敵はストレスですから。。。。
社会と一緒になって働きながら、働く楽しさを味わいながら、ずっと働き続けられるようにすることです。
そうすれば、ファイナンシャルプランナーや保険会社が煽る、老後を悠々自適に過ごすための1億円も必要ありません。
そのためにまた今の時間を削って働かなくてはならなくなるのですから・・・・
今の日本企業が、どれだけガラパゴスな状態かを理解し、そこに自らの次のアクションを考えることが必要です。
ガラパゴスな状態じゃないと活躍できない…そんな状況はもう続きません。
何とか私たちの時代が超えられたとしても、子どもたちの時代は変わります。
そんな時代にでも活躍できるよう、今からサポートをしてあげることが大切だと考えます。