いまさら勉強しても、しょうがない
明日がテストだというのに、ついつい部屋の掃除をしたくなる。
こんなこと、ありませんか?
掃除をしてしまったから、テストの点が悪かったんだ。
「勉強をしていなかった」
という自分のせいではなく、
「掃除をしてしまったから」
という原因は他にあるという理由をつくって、自分のせいにしないのです。
これは、自信がないときに自分を守るためにする防衛本能です。
いまさら勉強してもしょうがない。
こうして残された時間は、時間泥棒に持っていかれます。
私が学生の頃は、テストの前に、毎回掃除をしていました。
本を読んだり、音楽の練習をしたり。。。
テスト勉強なんて、直前のいまさらやっても無駄
そう言い訳をして、勉強をしたことがありません。
(といっても、普段からやっていませんでしたが。。。)
人からやらされているものは、イヤな自分を正当化したくなる
しかし社会人になってからは、全くと言っていいほど、なくなりました。
私にとって毎日の出来事が、
「人からやらされているものではなくなった」
ということです。
自らやりたいことであれば、時間が足りないくらいです。
高校生の頃は、その勉強も学校も学校にやらされている感じで、それが何の役に立つのか?と疑問でした。
その後、大学受検にも落ち、高専にも落ちた私は、私が40歳を超えてから大学に入学します。
そして卒業するまでの間の勉強に、まったくこの現象は起こりませんでした。
大学で勉強していた内容は、
これまで自己流でやってきたビジネスのやり方が、体系立てて説明されている!
経営も、マーケティングも、、、なんてすごいんだ!
そのことに、驚きと発見の毎日でした。
テスト前は、子どもを抱っこひもで抱えてマンションの周りを歩きながら寝かせつつ勉強していたくらいですから、余裕の時間も全くありません。
むしろ、
「限られた時間で卒業しなければ、もう学べる時間は二度と来ない」
という意識が、とにかく行動へと導いたように思います。
言い訳を他に求めても何も解決しない。
自分に戻ってくるだけ。
そんな意識が、私に掃除をさせず、時間泥棒に時間を奪われずに済むことになったのでしょう。
きっと昔は、
やらされている自分を正当化するために、いろいろな言い訳を作っていた
んですね。