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④条件が整うことで、進められる段取り ~旅行の途中休憩で帰ってこないバスの乗客

カレーライス 段取りの技術
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条件を整える

段取りの段は、1つのステップであり区切りのことですが、その段に行き着くためには様々なことが同時並行で進んでいます。

ある段をクリアする条件を整え、そのタイミングを揃えるという、繰り返しです。

これも料理で考えてみましょう。

たとえば、カレーライスを作るとします。

 

カレーソースを作ることはもちろんですが、カレーライスですから、ライス(ご飯)も必要です。

みなさんは御飯を炊いたことはありますか?

食事を作らない男性などは、お米を炊いたこともあまりないかもしれませんね。

 

でも、お米を洗って炊飯器に入れるということは知っていますよね。

無洗米でしたら、米と水だけで炊けるかもしれません。

最悪、レンジでチン!というご飯かもしれません・・・

でも一般的には、ご飯を食べるには、お米を炊く段取りをする必要があります。

 

米を炊く段取り

まず、お米を計量カップで計ります。

そのお米を洗うのですが、お米は乾燥した状態で保存されているので、水がついた瞬間から水を吸い始めるのです。

ですから、お米を洗う時には、すぐに2回ほど水を変えて、できるだけ糠(ぬか)で濁っていない綺麗な水を吸わせるのが良いといわれています。

その後に米を洗いますが、あまり力が強いとお米が割れてしまいます。

ですから優しくお米を洗い、そして水が濁らなくなるまで水を替えます。

そしたら、お米をザルに上げて30分ほど待ちます。

なぜ水に浸けないのか?

すでにお米はしっかり水を吸っています。

ですから少し吸った水を蒸発させます。

よく、炊飯器で夜にセットして朝食べるということがありますが、本当は水に浸けすぎなのです。

そのお米を炊飯器や鍋に入れるなどして、お米を炊きます。
炊飯器で30分ほど、鍋で10分ほどで炊き上がります。

炊き上がったら、シャモジで切るように混ぜ、しばらく蒸らます。

お米一粒一粒にハリを与えるために空気に触れさせ、かつ、お米の中までしっかりと水分が行き届くのをまちます。

そしてようやくお米ができあがります。

美味しいお米を炊く、というのは、なかなか手間のかかるものです。

お米を洗い始めてから、1時間以上がかかります。

お米を炊き忘れたカレー

さて、カレーライスの話に戻ります。

カレーを作ってからお米がないことに気づいたら、あなたはどうしますか?

困りましたね・・・カレーだけ食べましょうか。。。

 

私なら、コンビニでレンジで温める御飯を買ってきて食べるかもしれません。笑

ですからまず最初に、お米があるかどうかを確認してからカレーを作りはじめる必要があります

お米の準備をしてからカレーを作れば、カレーを作っている間にお米が炊き上がります。

 

当たり前?と思うかもしれませんが、プロでも忘れることがあります。

私が、とある牛丼チェーンで牛丼を待っていたとき、

すみません!お米が炊けていませんでした!

と、お客さん全員に謝って返金されて帰ったことがあります。(笑)

何かの事故かトラブルかとは思いますが・・・お米のなくなった牛丼屋さんでは商品がなくなったということですね。

 

ちなみに私は、玄米を食べるので、お米を炊く前に、一晩水に浸けるという作業がはいります。

そして、炊きあがってから2時間ほど保温をします。

ですから、お米を食べるのに前の日から仕込みをし、食べる2時間くらい前にはお米が炊きあがっている必要があります。

 

また、幼少の頃に、ボーイスカウトなどで「飯盒炊飯(はんごうすいはん)」をしていました。

この場合には、火をおこすところから始めます。

こういうキャンプも大抵の場合はカレーなので、やっぱり炊飯から始めます。

時間とタイミングを見積もる

飯盒炊飯は極端な例なのかもしれませんが、お米のように炊飯に時間のかかるものを先に仕込みをしておいて、その間に料理を作るというような並行作業が基本になります。

これは、カレーに限らずですが、

何かを煮込みながら
何かを切ったり
3口コンロの火をすべて使いながら調理をしたり
料理をしながら皿の準備をしたり

いずれにしても平行していろいろなものが同時作業しているのです。

これは、

1つ1つの作業について、
どのくらいの時間を要するのか
という見込を立てて、
優先順位を決める

ということを自然にやっているのです。

調理に時間のかかるもの、
仕込みが必要なものなどを加味し、
すべての調理のフィニッシュが同時にできるように調整

しているのです。

そうすることで、出来たてアツアツの食事が出てくることになるのです。

 

もちろん、冷めたりぬるくなったりの心配のないものについては、事前に準備が完了している場合もありますよね。

 

かかる時間と、ゴールタイミングを見積もっている

いずれにしても、いただきますができるようなラインに合わせて調整し、同時並行作業をしているのです。

食事で例えるとわかりやすいですね。

 

では、普段はどうでしょうか?

 

お仕事ではどうでしょうか?

生活ではどうでしょうか?

うまく料理のように段取りはできていますか?

時間がかかることとは何でしょうか?

優先すべきことは何でしょうか?

仕事、学び、生活など、いろいろとやることがいっぱいありますよね。

英語などの学習は、やっぱり時間がかかりますよね。

時間を見積もれていますか?

仕事でも、仕込みが必要なものがあります。

時間のかかることを先に手を付けられていますか?

見積を誤ると、ゴールで揃わないことになります。

 

以前に旅行に行った時に、バスが出発しないことがありました。

旅行のトイレ休憩で時間になっても帰ってこないバスの乗客がいたのです。

ちっとも、発車できず、次のゴールへ向かうことができません。

段取りは現状整理、そしてその時間の見積がとても大切です。

何から先に手をつけるのか、同時に何ができるのかを見極めていくことも、段取りにとって大切なことの1つです。

 

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