サラリーマンを、やめる前にしておくこと

アントレプレナーシップ

サラリーマンのメリットを活かす

会社を辞めるにせよ、続けるにせよ、サラリーマンのメリットを活用しないわけにはいきません。

ある程度やってみて、辞めるのはそれからでもいいでしょうし、ある程度やってみたところ新しい可能性が出てくることもあります。

何にせよ、現状を活かすことはとても大切ですね。

収入の保証・信用を活用する

収入が安定していないということは、お金に絡むところからは一切信用されないということです。

サラリーマンという一番安定した(!?)雇用状態と一定の収入があるという状況を利用しましょう。

クレジットカードを作っておく

辞めてからではクレジットカードは作れません。

収入が安定していないと、返済できなくなる可能性があるので、仮にできたとしても、限度額が低かったり、キャッシングの金利が高い可能性があります。

務めている会社へのクレジット会社からの在席照会をすることもありますので、ちゃんと作っておきましょう。

お金が要りようになってからでは遅すぎます。

住宅ローンを組む

銀行の審査は、務めている会社の規模や安定性と、前年度などを含む2~3年の収入証明が必要になります。。

サラリーマンを辞めてからいくら高収入であっても、高額の借金を引き受けてくれるところはありません。

逆に、サラリーマンであれば、審査が簡単にとおり、かつ、低金利の設定になるでしょう。

引越をする

借家であっても、勤め先や収入の審査が重要になります。

家賃を払ってもらえなくなると困りますからね。

こちらも源泉徴収票の提出を求められたり、カードで審査をされたりといろいろです。

できれば、新天地を移すのであれば、事前に何らかしらの理由をつけてでも借りるほうがよいでしょう。

お金を貯める

収入が一定ということは、お金を貯めるということも可能です。

なぜなら、一定の収入が保証されれば、あとは支出を少なくすれば残るからです。

お金が貯まるということはお金が残ること。

会社を辞めてからは、収入がなければ支出しかありませんので、現金が減っていくだけです。

次の準備をするためにも、一定の蓄えを作ってから辞めるほうがよいです。

会社の保証・信用を活用する

会社の看板を背負っていることで窮屈なこともありますが、逆に、会社の看板があるからこそできることがたくさんあります。

看板のあるうちに、できるだけ有効活用しておきましょう。

結婚しておく

収入の安定もそうですが、会社に勤めているということは、結婚する相手の親にとっても重要です。

会社を辞めるという不安定な状況は、結婚してからでもできます。

また、会社では結婚に関しての休暇をもらえたり、お祝い金がもらえたりなどもありますので、そうしたものを使っておくこともよいでしょう。

ただし、会社の上司を結婚式などに呼ばなければならないので、その点は気が引けることがあるかもしれませんね。

専門家の人と仲良くなっておく

個人商店になってから専門家の人と繋がるのはなかなか難しいものです。

会社の看板があって名刺があれば、それだけで話を聞いてくれることも多いはずです。

専門家の方も商売ですから、お金の払ってくれる相手を選びます。

同業を視察しておく

転職をするにも、個人で始めるにも、まったく関係のない事業をする場合もありますが、やはり同じような業界であることがあります。

そういった意味で、同じ業界や業種などのネットワークを観察しておくのもよいと思います。

自分の業務だけでなく、少し離れた業務からの視点も新鮮ですし、また、新しいネットワークやアイデアが浮かぶかもしれません。

転職サイトなどで大手企業を見ておく

どうせ辞めるのですから、せっかくなので大手企業からのスカウトを受けてみたり、他企業を訪問してみるのもよいでしょう。

相手の会社も、うちに来てくれると思わなければ、会社に呼んだりはしません。

会社を辞めてからも可能ではありますが、現役中のほうが、計画的である(良い意味で)と判断されることが多いです。

会社で実績となるものを作っておく

実績というものは、現在歩いてきた道のりです。

仕事での成果や実績は、現在ある仕事からしか生まれないので、1つでも2つでも何かしら実績のようなものになることをしておきましょう。

その視点でみれば、新しい観点から実績としてまとめられることもでてくるでしょう。

今後の職務経歴などに役立てられることを見つけられると有利です。

名刺などをコピーしておく

退社する時には、会社の名刺を返せと言われます。

ですから、仕事で交換した名刺は、コピーでもしておくのが良いでしょう。