スケジュール
と
カレンダー
使い分けていますか?
え?
同じじゃないの?
そう思う人も多いかと思います。
でも、ちょっと違うんです〜
私の毎日は、たくさんの会社経営や事業の企画や運営、日々の家事や子育ての計画、畑の栽培計画など、日々たくさんのスケジュールを管理しています・・・なかなか大変ですが・・・💦
そんな私が、いつもみんなに伝えているのが、スケジュールとカレンダーの違い。
これを理解しておくと、あなたの手帳ももっと有効に使えるかもしれません。
カレンダーとは
カレンダーとは、何でしょうか。
カレンダーとは、暦(こよみ)です。
年月日、曜日などが表で書かれているものです。
カレンダーというと、ただ、この白紙の状態です。
もしカレンダーがなければ、「今日」という共通の認識を持つことができません。
暦にいろいろな区切り方はあるものの、大きくは7日を1週間としていることがほとんどです。
カレンダーに予定を入れる
私たちが持っている手帳には、カレンダーがありますよね。
そのカレンダーに、私たちは予定を書き込みます。
そうすることで、未来の予定を忘れないようにすることができます。
たとえばゴミの集荷日、たとえばアルバイトの日、たとえば遊びに行く日など、予定が重複しないようにするために、記録をしておくものがカレンダーです。
自分の予定もあれば、祝日などみんなと同じ予定もあります。
これがカレンダーに記録されています。
スケジュールとは
では、スケジュールとは何でしょうか。
ひとことでいえば、計画、あるいは段取りです。
予定を実施するための、準備の集まりです。
ひとつのことを何か実行しようとした場合、そのために準備することなどがあります。
それらの予定を時系列に並べたものが、スケジュールです。
たとえば旅行に行くとします。
宿や交通手段を予約して、
そのために必要な買い物をして、
必要な準備(服を入れたり旅行で遊ぶための楽しみ方などを考えるなど)
をすることでしょう。
この一連の予定の集まりを時間に並べた計画がスケジュールです。
カレンダーに予定を書くといいますが、それはイベントです。
ですから、カレンダーのある日にイベントを書いたところで、その日になって実行できるとは限りません。
カレンダーに書き込むべきことは、予定やイベントといった単発のことではなく、スケジュールという一連の計画を書くことが大切です。
たとえば旅行が1週間延期したいという話になった場合、そのための準備も1週間ずれることになります。
しかし、1週間延期といってもすでに入っている予定があります。
1週間後の日程にイベントなどが入っているという予定の重複
準備をする計画の時間に他のやることが入っているという予定の重複
ですから、もしかしたら2週間延期しなければなりませんね。
あるいは順番が入れ替わるとできないこともあります。
ですからスケジュールは、ひとつひとつをクリアして進んでいく、段取りなのです。
カレンダーに、スケジュールを入れる
カレンダーには、スケジュールを意識して入れていきましょう。
スケジュールが必要な場合のほとんどは、その予定やイベントに準備が必要な場合です。
燃えるゴミを捨てる、ということであれば家のゴミ箱を集めるのに時間はかかりません。
不燃ゴミを集める、ということの場合、普段からどこかに不燃ゴミを集めるボックスを準備しておかないといけません。
粗大ゴミの場合、回収のための予約をし、粗大ゴミシールを買って、当日の朝に出さなければなりません。
ゴミを捨てるといっても、色々なプロセスがあります。
私は畑で野菜を育てているので、スケジュールはとても大切です。
「収穫」と書いたところで、種蒔きは数ヶ月前だったりします。
その前に、土づくりからはじめると、半年くらいのスケジュールになります。
そろそろ春がやってくるので、
どこにどう植えるかを計画し
(連作障害があるので、前に植えていた種類は植えられない)
土づくりをするための畑の整理をして、
畑を耕して寝かせて
天気予報で気温がどのように変わるかを見計らい
水が毎日あげられるようなスケジュールが組めるかと調整し
種蒔きをしていきます。
なかなか、難しいんですよね〜
子育ても12年ですが、同じようにいろいろな準備を何ヶ月も前からやっていきます。
わが子も4月から中学生。
いろいろと段取り・準備が必要です。
ぜひ、カレンダーにスケジュールという準備を必ず入れていきましょう。
きっとあなたが予定している時間が、もっと有意義になること間違いありません。