感情を日々調整する
感情の調整は人によって様々な方法があります。
それぞれの人によって違うといっても過言ではありません。
楽しいという感情が沸き起こる原因は誰もが違うように、調整の方法も皆、違います。
喜怒哀楽、すべての感情がこころの調整をしますが、その調整をもっとも効果的に行う方法があります。
それは、「自身の中から感情を外に出すこと」です。
これには2つの理由があります。
感情を外に出して、スッキリさせる
まず1つめとしては、排泄です。
まず、自分の中から排泄してしまってスッキリすることです。
どんな感情であれ、自分の中にあるうちは、その1つの感情に囚われてしまっています。
もちろん、楽しい感情に浸りたいということはあると思いますが、もしかしたら話をすることでもっと楽しい感情が生み出せるかもしれません。
共感や同意を得られるなどしたら、嬉しいものです。
そして、単純な現在の事実から生まれた楽しさから、より高度な楽しさや、未来の楽しさに変わることもあります。
感情を外に出して、客観的に見る
そして2つめは、再調整です。
アウトプットすることで、自分の中だけにあったものが、自分にとっても客観的な出来事になります。
もちろん出し方というのはありますが、爆発をするまでため込むのではなく、できるだけ小さいうちにアウトプットするのです。
たとえばブログに書く、たとえば人に話をする、たとえば日記をつける・・・などです。
自分の感情は自分ではわかっているつもりでも、案外、わかっていないことがあります。
怒りなのか、哀しみなのか・・・わからない感情もあります。
1つ1つの感情がすべてキッチリ線で分けられることもありませんし、複数の感情が交錯することもあります。
ですので、そうした感情を言葉や文書に起こすことで、心が整理できます。
頭や心で思っていることを、一旦文字にして視覚を通じて再度取り入れたり、言葉に出すことで、自分の耳で再度聞き直すことができます。
こうして、自分の中にあるものを、自分の外にあるものとして取り入れることで、客観性が生まれます。
他人がこういっていたら、私はどう感じるのか?・・・といったような。
良い感情だから、悪い感情だからと決めつけず、自分の中から少しづつ出していくのが良いでしょう。